初めて韓国旅行に行った時の話です。「冬のソナタ」などが流行り、空前の韓流ブームだった時、韓国のコスメを買い漁りに韓国に行きました。
中心地の明洞で、日本から入念に調べあげたデーターをもとに一つ一つお店を回って行きました。明洞では日本人の観光客が多く、皆楽しく買い物をしていました。
一番の目的だったブランドのお店の前には人気のあまり行列ができるほどでした。
そこで、以前広島に住んでいたというおば様店員が、化粧品を丁寧に説明してくれました。
サンプルも惜しみなく出してくれて、いい気になった私は目的の物以外にも、金箔パックを購入しました。
56000ウォン(日本円で5600円)ほどのパックで、サービスで20枚プラスしてもらい、計80枚を購入しました。
お会計はカードしか取り扱えないということだったので、カードで支払いをしました。
少し高い買い物でしたが、サービスもしてもらい、大満足でした。
帰りのバスの中で、旅行会社の方が免税の話をしてくれました。
よくわからなかったので、レシートをチェックしてもらうと、「タッカイコスメカッタネー」『そうなんです・・・。楽しくなってしまって』
「ニホンエンデ5マン6センエンもスッゴイネー!」「ははは、そうなんです。って、え!?56,000円!?まさか!何かの間違えでしょ!?金額が違う」
レシートをよくみたら0が一個多いではありませんか!ショックのあまり放心状態になりながらも、空港警察に訴え、
なんとか間違いを訂正してもらい、返金してもらおうとお店に電話をしましたが、何度電話をしても出ない・・・。
初めての旅行でまんまと騙されてしまったのです。思い返せば、あのとき早くサインして!と手で金額を隠されていたような・・・。初海外旅行でいい勉強になりました。